八尾市・大阪市住吉区(我孫子)の漢方薬局・命泉堂薬局

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■ くるみ

~今日の生薬~
くるみ
胡桃仁(ことうにん)=クルミ


寒熱・・・温帰経・・・肺・腎五味・・・甘

Laughing
以前テレビで放送され、その後、超人気の胡桃(クルミ)。スーパーでは売り切れが続いているとか・・・実は漢方薬局には在庫があります(^o^)
意外に思われることも多いのですが、くるみは「胡桃仁」という名前で生薬として使われます。


【中医学的効能】
胡桃仁は漢方では「助陽薬」に属し、特に「肺・腎陽虚」に使われます。生命の種火を点火して「肺」や「腎」を温め、機能を高めます。
体の冷え、体力低下、腰や膝がだるく無力、腎虚の腰痛、吸気性呼吸困難、慢性喘息、老化防止にも適しています。腸を潤して通便する作用もあります。
また、クルミは脳の形に似ていて、大脳の働きを良くすると言われ、認知症予防に使われます。我が家の冷凍庫にクルミは常備され、オコワや炒め物、和え物などにもレギュラーで登場しています!
*咳や喘息に使う時は種皮を付けたまま、通便には種皮を除いて使います。
*種皮にはタンニンを多く含むので、鉄剤の吸収を阻害します。
*酸化しやすいので、冷凍庫に保存しておきましょう。

【現代医学的効能】
今回のブームはクルミを1日に7個食べると血管が若返るというもの。
クルミには、オメガ3系脂肪酸「α-リノレン酸」が多く含まれ、これは体内に入るとDHAとEPA(青魚に多く含まれる脂肪酸)を作り出す事が出来ます。このDHAとEPAは、血管を柔らかくする効果があると言われ、動脈硬化の治療薬にもなっているほど。魚を食べなくてもクルミが体内でDHAやEPA生成し、さらに、クルミには血管のダメージを防ぐビタミンEなどの抗酸化物質も豊富なため、食べ続ける事で血管によりよい影響をもたらすと考えられているようです。

*実際のクルミの成分分析では、クルミの脂肪酸の大部分はオメガ6系のリノール酸が占め、オメガ9系のオレイン酸、オメガ3系のα‐リノレン酸などが含まれています。
リノール酸などのオメガ6系脂肪酸は体内で作ることの出来ない必須脂肪酸で、一時的にコレステロールを低下させますが、過剰摂取すると肥満、動脈硬化、アレルギー症状を悪化させることがあります。
リノール酸とα-リノレン酸の摂取するバランスは4:1がよいと言われます。
日本人は食生活の上でリノール酸が過剰気味になっているので、クルミを食べるのならば、他の油脂を控えめにする必要がありそうですね。

クルミの購入をご検討の方は命泉堂薬局までお越しください。
お薬にもなる大粒のクルミを取り扱っています(^^)


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